無事に年を越せた、それだけで十分だろ

 


とりあえず、無事に2026年になった。

それだけで、もう十分なんじゃねーかと思う。


年末年始の光景は、だいぶ変わった。

福袋は予約だ抽選だで、元日に店先で袋を広げて物々交換してる光景なんて、もう見ない。あの雑多で、ちょっと治安の悪い正月感は完全に消えた。

静かで、整ってて、効率がいい。嫌いじゃない。


でもその静けさの裏で、誰がどんな正月を過ごしてるかなんて、正直わからねー。

帰省して新年会してる奴らもいるんだろうけど、そういう人生とあんまり縁がなかったから、想像するしかない。ただ、想像する限りでは、親戚付き合いの正月って案外きつい時間でもあるんじゃねーのかな、とも思う。


そう言えば、正月に2000円しかなかったときがあった。

今月どうやって生きるんだよ、って思いながら年を越した。それでもタバコが切れたら、2000円しかないのにタバコを買う。完全に非合理。でも、あの時はそれが「生きてる感覚」だった気がする。


自業自得な奴もいれば、何かの拍子で強制的に撃沈イベントに放り込まれる奴もいる。

どっちにしろ、人間は案外しぶとい。息を吸って吐いてる限りは、生きてる。終わりは思ってるより、ずっと先にある。


正月を祝えるかどうかなんて、もはやどうでもいい。

誰がどんな年末年始を過ごしたかなんて、知りようがないし、軽々しく何か言える立場でもない。

ただ、普通に年を越せたこと自体が、実はかなりラッキーなんじゃねーのかな、とは思う。


だから今年も、特別な抱負はない。

誰かを励ます言葉もない。

とりあえず個人的には、生きるを継続していく。それだけだ。

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